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 舗装道路に出てから振り返ると、三浦アルプスは桜と新緑にうっすらと霞んで見えました。
 この辺りでは、カントウタンポポが頑張っていました。
 舗装道路を10分ほど進むと、不動橋バス停に着きました。桜、桜、桜を満喫した山行でした。
 畠山からは不動橋に下りました。途中には手入れの行き届いた美しい竹林があります。
 畠山から20分ほどで登山口に下ります。「D1」の標識があり、ここからは舗装道路になります。
 南尾根から茅塚への急な近道にはタチツボスミレが群生していました。大桜からは40分ほどの行程で茅塚に着きました。三浦アルプスの最高峰、212mです。南側は展望が開けていて、とても気持ちの良いところです。
三浦アルプス

三浦アルプスは、逗子市、横須賀市、葉山町にまたがる標高200m前後の山々ですが、森戸川の流れを挟んで、阿部倉山、二子山などの北尾根、仙元山、戸根山などの南尾根、乳頭山、畠山など中尾根と、バリエーションが多い山域です。一帯は鳥獣保護区で、いろいろな野鳥の鳴声を楽しめます。

タイトル
 茅塚から三国峠を経て畠山へ向かいます。東尾根は、椿はまだ咲いていますが、落ちた花が登山道から斜面にかけて広がり、まるで赤い絨毯のようでした。
 茅塚から1時間ほどで畠山に着きました。標高205mです。坂東武士の鑑と言われた畠山重忠ゆかりの山です。横須賀方面の眺めがよく、また、山頂には馬頭観音像などもあります。
 見晴らしの良いbR4の送電鉄塔で昼食にしました。ここからは鉄塔の建つ茅塚が桜の花で飾られているのが眺められます。どちらを向いても、桜は花盛りです。
 今回は、大桜の満開を見ようと計画しました。川久保バス停から歩き始めると道の正面に、桜を散りばめた阿部倉山が見えました。途中の桜も満開で、大いに期待が膨らみました。
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2019.3.29(木)
新逗子駅9:32---(京急バス)---9:36川久保バス停9:45……10:30森戸川林道終点10:40……11:00南尾根分岐……11:25大桜11:35……12:03送電鉄塔(昼食)12:37……12:50茅塚12:55……13:55畠山14:00……14:25不動橋バス停14:34---14:56新逗子駅
キブシ
ヤマザクラ
ヤマブキ
 森戸川林道終点から45分ほどで目的の大桜に着きました。大桜はとてもみごとな巨木です。しかし、すぐそばの桜はたくさんの花を付けているのに、この木にはあまり花が付いていません。咲くのが遅いのか、花付が悪いのか、ネットで調べても満開の大桜の画像は見つかりません。
 昼食の予定を変更して、先に進みました。稜線では、桜のほかにも、ヤマブキやキブシも咲いていました。
 林道のベンチが新しくなっていました。
 ニリンソウが処々に群生していました。
 歩きはじめて45分ほどで森戸川林道終点に着きました。順調です。一休みして、連絡尾根を南尾根に向かって登りました。